【映画感想】映画作りに密着『映画大好きポンポさん』は予想以上の名作

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【映画感想】映画作りに密着『映画大好きポンポさん』は予想以上の名作

こちらの記事は一部ネタバレを含みますので、閲覧に注意してください。

目次

『映画大好きポンポさん』の基本情報

「映画大好きポンポさん」のメインビジュアル
©2020 杉谷庄吾【人間プラモ】/KADOKAWA/ 映画大好きポンポさん製作委員会


おすすめポイント
  • 映画制作の裏側と、クリエイターの情熱を描き出す
  • 若き映画監督と女優の成長を描くコメディ・ストーリー
  • 映画を通して、誰もが人生を振り返る作品
原作杉谷庄吾【人間プラモ】(プロダクション・グッドブック)
『映画大好きポンポさん』(MFC ジーンピクシブシリーズ/KADOKAWA刊)
制作会社CLAP
監督平尾隆之 
出演者ジーン(ジーン・フィニ):清水尋也
ポンポさん(ジョエル・ダヴィドヴィッチ・ポンポネット):小原好美
ナタリー(ナタリー・ウッドワード):大谷凜香
ミスティア:加隈亜衣
マーティン(マーティン・ブラドッグ):大塚明夫
アラン(アラン・ガードナー):木島隆一
放送時期2021年
本編94分

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『映画大好きポンポさん』のあらすじ

敏腕映画プロデューサー・ポンポさんのもとで製作アシスタントをしているジーン。

映画に心を奪われた彼は、観た映画をすべて記憶している映画通だ。

映画を撮ることにも憧れていたが、自分には無理だと卑屈になる毎日。

だが、ポンポさんに15秒CMの制作を任され、映画づくりに没頭する楽しさを知るのだった。

ある日、ジーンはポンポさんから次に制作する映画『MEISTER』の脚本を渡される。

伝説の俳優の復帰作にして、頭がしびれるほど興奮する内容。大ヒットを確信するが……なんと、監督に指名されたのはCMが評価されたジーンだった! 

ポンポさんの目利きにかなった新人女優をヒロインに迎え、波瀾万丈の撮影が始まろうとしていた。

引用:dアニメストア

『映画大好きポンポさん』ジャンル、カテゴリー

  • コメディ
  • ファンタジー
  • 人間ドラマ

『映画大好きポンポさん』の配信先

サービス月額見放題サイト
DMMTVのロゴ550円DMM TV
dアニメストア
550円dアニメストア
アマゾンプライム ロゴ600円
Prime Video
1,026円〜TSUTAYA
DISCAS

『映画大好きポンポさん』の感想(ネタバレなし)

今回『映画大好きポンポさん』を視聴するにあたって、事前情報は一切なし。期待値はあまり高くはなく、気軽な息抜き、流し見程度の気持ちで、映画に挑んだのですが、その結果、予想以上の良作に驚かされた。

舞台は、ハリウッドをモデルにした架空の映画の都「ニャリウッド」。

タイトルにある「ポンポさん」は、可愛らしいロリっこながら、B級映画を中心に、数多くの映画を手掛けてきたベテラン映画プロデューサーである。映画監督の巨匠である祖父の影響で、映画制作の業界に入った。

可愛らしい容姿とは裏腹に、破天荒ながらも達観した様子で、人生経験を重ねたかのような風格を漂わせている。


しかし、本作の主人公はポンポさんではない。彼女のアシスタントを務める青年・ジーンが、本作の主人公である。

映画オタクのジーンは、ポンポさんに才能を見出され、彼女の元で映画制作を学んでいる。物語の中で、ジーンはポンポさんが脚本を手掛けた映画の監督を任されることに。

映画に対する情熱を人一倍強いジーンが、初監督作品をどう作り上げていくのかが、本作のメイン・ストーリーだ。

さらに物語には、夢を追いかける人物がもう1人登場する。田舎から上京した女優志望のヒロイン・ナタリーである。彼女は、オーディションに何度も落ち、週7日のアルバイトで生計をたてている苦労人だ。

ナタリーもポンポさんに才能を見出され、ジーンの初監督作品のヒロイン役に抜擢。

まだ何者でもないジーンとナタリーが、それぞれの情熱と葛藤を胸に、成長していく様を描く物語である。

映画制作の舞台裏をコメディタッチで賑やかに描き、観ているうちに自然と応援したくなるような気持ちが湧いてくる。

本作は、ハリウッドのミュージカル映画『ラ・ラ・ランド』(2016)を彷彿とさせる。特に女優の卵ミア(エマ・ストーン)が、夢を追いかける姿は、本作のナタリーにそっくりだ。

映画を通して、自らの人生と向き合うジーンの姿に魅せられた。ポンポさんや周りのスタッフに励まされながら、映画制作の進行はすすんでいく。どんな映画に仕上がったのか、ぜひ本編を見てほしい。

『映画大好きポンポさん』の感想(ネタバレあり)

当初はキャラ萌え系の映画で、可もなく不可もない、1本完結の映画だろうという印象で、正直言うと、タイトルとメインビジュアルからはあまり面白そうには思えなかった。ストーリーよりもキャラクター重視の「ゆるい日常」作品だろうと。

しかし、前情報なしで観たせいか、世界に引き込まれるクオリティに驚いた。キャラデザは、最近の映画『ドラえもん』のようなテイストである。

西洋人風の女性が歌うイントロのミュージカル曲は、これから巻き起こるエンタメ性を感じさせ、物語への導入として非常に効果的だった。日本のアニメで、外国映画風のセットや背景を描くのは新鮮。かつ映画制作の舞台裏として、ハリウッドを本格的に再現しているのも面白い。

主人公は、人付き合いが苦手だが、映画に対する情熱が強い映画アシスタントのジーン。そして女優の卵・ナタリー。まだ何者でもない二人が「夢と狂気の世界」に足を踏み入れ、名声を手に入れるまでのシンデレラストーリーは見ていて心地よい。

この作品は、映画創作にかける舞台裏を描いた本格的なヒューマンドラマが見どころだ。一本の映画が完成するまでの過程を、企画・撮影・編集までテンポよく見せてくれる。

観客を飽きさせないユーモラスな演出や、映画ジャケットや背景に登場する小道具など、細部にまでこだわりが感じられる。レビューを書くために二度見返したが、見るたびに新たな発見があり、何度でも楽しめた。

女優・俳優陣にとっては撮影が本番だが、裏方にとっては編集作業が最も重要な見せ場だ。ジーンは映画を通して自らの人生を振り返り、その中で「アリア(人生)」を見つけようとする。

編集作業で悩むジーンに対して、映画の巨匠プロデューサーであり、ポンポさんの祖父である人物は「映画の中に君はいないか」とアドバイスをする。この言葉を通じて、映画がなぜこんなに魅力的なのか、改めて考えさせられた。

子供の頃から大好きだった映画、アニメ、ドラマ。私たちは、愛する作品のキャラクターと共に旅をしたり、恋をしたり、共に戦ったりしてきた。それらを作り上げてきた製作陣に感謝の気持ちを抱きつつ、これからも新たな作品に触れ、共に夢を見続けたい。

普段目にするアニメや映画、さらには予告編までもが製作者の意図を込めて作られていることを改めて実感した。世界のどこを切り取り、どこを切り捨てるのか、その選択こそが観客に伝えたいメッセージとなっているのだと強く感じる。

ジーンは創作にかけて、何かを捨ててきたことに気づく。そして、72時間以上のフィルムをどうにか一本の映画にまとめなければならないという状況で、友人や家族、生活、健康—全てを切り捨てていく。創作への情熱と、誰もが何かを得るために捨ててきたものたちを振り返る姿に、深く感動した。

最後に手に残ったもの、それこそが本作に込められた情熱の証だと思う。この作品が人々の心に刺さり、寄り添う理由がよくわかる。大好きな作品たちをもう一度見たくなった。

本作は、ビジュアルやタイトルに踊らされることなく、ぜひ一度観てほしい名作だ。

良かった点

  • ここぞという時に盛り上げる音楽演出と、心象風景のイメージ映像
  • 映画の中に「自分がいる」だから、映画が好きなのだ
  • 細々としたユーモラスな演出
  • 登場人物に嫌な奴がでてこない。みんな毎日を精一杯生きていて、映画をきっかけに再び歩き出す姿に勇気をもらえる。

気になった点

  • ヒロインのナタリーがちょっぴり棒読み

結論

項目評価
ストーリー
キャラクター
キャスト
映像美
音楽
演出

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『映画大好きポンポさん』はどんな人におすすめ?

『』がオススメな人
  • 映画好きな人・クリエイターの情熱を見たい人
  • 夢を追いかけている人、挫けそうな人
  • ハッピーエンドが好きな人

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出典:DMM TV
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