りおホラー大好きなゲーム下手が、サイレントヒルfに挑戦してみました。
普段あまりゲームをしない、いわゆるゲーム音痴な私ですが、
今回はどうしてもストーリーが気になってしまい、思い切ってホラーゲームに挑戦してみることに。
この記事では、ゲーム初心者が実際にプレイして感じた正直な感想をご紹介します。
ゲーム初心者がサイレントヒルfをプレイした理由

りおこんにちは。ゲーム初心者のりおです。
まずは簡単に自己紹介をします。
- ゲーム経験はかなり少なめ(マリオやどうぶつの森を少し遊んだ程度)
- ホラー映画・ホラーアニメが大好き
- グロ表現など刺激の強い映像にも比較的耐性あり
- 和風ホラーが特に好き
正直に言うと、私は普段ほとんどゲームをしません。
飽き性なこともあり、ゲームよりもアニメをぼーっと観ているほうが性に合っているタイプです。
特に苦手なのが、視点操作とキャラクター操作を同時に行うこと。
敵を見失ってしまったり、操作が追いつかなかったりして、最後までクリアできずに諦めてしまうことが何度もありました。
そんな私ですが、今回サイレントヒルfの公式PVを見た瞬間、ホラー好きの血が騒ぎまして…。
世界観や雰囲気に一気に引き込まれ、「これはストーリーだけでも体験したい」と思い、
ゲーム音痴ながら一念発起してプレイすることにしました。
「ホラーは好きだけど、ゲームは苦手」
そんな私と同じタイプの方に向けて、リアルな感想をお伝えしていきます。
ホラー好きの私がすすめるホラーアニメ


ストーリー・演出の感想
あらすじ:昭和の田舎町を舞台にした和風ホラー
まず、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、軽くあらすじからご紹介します。
物語の舞台は1960年代の日本。
閉鎖的で噂がすぐに広まり、人との距離が妙に近い――そんな田舎特有の息苦しさが、これでもかというほど丁寧に描かれています。
主人公・雛子と両親との歪な関係、お嫁に行ったお姉ちゃん、不穏な友人関係、そして思春期の揺れる心。
いじめ、結婚、女としての役割といったテーマが、ホラーの皮をかぶってじわじわ迫ってくるのが印象的でした。
「現実なのか、虚構なのか」
その境界が曖昧なまま進むストーリーは、雛子の精神世界をそのまま覗いているようで、考察好きにはたまらない構成です。
神社モチーフと夢のような異界体験

ストーリーや舞台設定は最高でした。
夢の世界、あるいは虚構の世界で探索する神社の描写がとにかく良い。
回廊の多い神社は、伏見稲荷大社や厳島神社を彷彿とさせる造りで、
ちょうど2025年に伏見稲荷と厳島神社に参拝したばかりだった私には、かなり身近に感じられました。
お稲荷さまや朱色の回廊を歩きながら謎解きをする体験は、怖さよりも美しさと不気味さが同居していて、和風ホラーならではの魅力だと思います。

伏線だらけの物語と甘酸っぱい恋模様
1周目のエンディングまでに、伏線が本当にあちこちに散りばめられています。
何気ない会話や描写が後から意味を持って立ち上がってきて、ルートや解釈の幅も広い。
「あれは何だったんだろう?」と考える時間そのものが楽しい作品でした。
この多方面に張り巡らされた伏線が、複数のエンディングとして回収されていくのだと思うと、自然と考察にも熱が入ります。
すべてが明確に説明されないからこそ、プレイヤーの想像に委ねられる余白があり、考察好きにはたまらない作りです。
秀くんとの甘酸っぱい恋模様も好きでした。
いわゆる、皆が羨むようなうっとりした純愛ではなく、憎悪や所有欲、相手を想うがゆえに自分をコントロールできなくなる。そんな愛の負の側面に焦点を当てた描かれ方が、物語に深みがあっていいですね。
生き方に悩むお年頃な雛子の精神世界が、そのまま恋愛の形として表れているようにも感じました。
お稲荷さま(寿幸くん)や凛子との三角関係?四角関係?も、ただの恋愛要素に収まらず、
切なさと不穏さが絡み合っていて、物語全体の空気をより重く、濃くしています。
友人2人についても、最初から最後までどこか拭えない違和感があり、
「ああ、この感じ……」と不安を煽られ続けるのがたまらなかったです。
あの居心地の悪さこそ、この作品の真骨頂だと思います。
怪異は「女」のメタファーを煮詰めた存在
登場する怪異たちは、どれも「いい感じに気持ち悪い」。
グロ要素はありますが、個人的にはそこまできつくは感じませんでした。正直もっとキツいと思っていたので。
ただ、私はホラーやグロ系に耐性があるだけで、苦手な人にはかなり刺さると思います。
特に印象に残ったのは、卵や爆弾を産む瘤だらけの女の怪異。
女性性や役割への圧を、ここまで露骨かつ不快に表現するのはさすがだな、と。
個人的なお気に入りはカカシ。
手足が不自然な方向に曲がっていて、体のラインが強調されているのが妙に美しく、ぞっとしました。
バケモノ相手にこんな感想を持つのもどうかと思いますが、
やっぱりジャパニーズホラー、最高です。
ゲームをプレイした感想
アクションはワンパターン、謎解きは易しめ

りおアクションは物語重視、謎解きは難関で挑戦!
アクションは完全に物語重視。
視点操作がもともと苦手な私には、最初は慣れるまで大変でした。
ただ、敵キャラの種類はそこまで多くないので、動きを覚えれば「攻撃 → 逃げる → 回復」の流れで初心者でもなんとかなります。
怪異が緩急のある動きをしてくるので、見極めるのが苦労しました。重めの怪物よりもカカシやカシマシのキャラクターの方が、苦手です。ダメージは少ないですが、速くて数が多くて、攻撃くらってしまいます。
ピンチになったら逃げて、とりあえず回復するという流れで、なんとか押し切りました。
一番苦戦したのは、最初の敵キャラ・咲子。
慣れていない序盤ということもあり、ここが一番しんどかったかもしれません。
「物語重視」のレベルだと、大きな戦いの前には回復アイテムが多めに配置されているので、その点はかなり親切設計です。
謎解きは、こういうゲームをやったことがない私でも、行き詰まることなくクリアできました。攻略を見る必要もなかったです。
初心者にとって周回プレイは正直しんどい
問題は周回プレイ。
1周目のクリアに約2週間かかり、全5周(セーブデータ利用で4周)必要なのは、正直かなりだるいです。
発売日から始めて、現在2周目までクリアしましたが、あと3回同じ展開をやるのかと思うと気が重くなります。
発売日に始めて、現在ようやく2周目までクリアしましたが、これをあと3回クリアしなくちゃいけないと思うときついですね。
謎解きもほぼワンパターン、アクションも怪異の組み合わせや一度に出てくる数が変わる程度。
ボス戦は変化しますが、それ以外はどうしても飽きが来てしまいました。
ムービーが少しずつ変化するとはいえ、「ここ、ほぼ同じでは?」と思う場面も多く、スキップしたくなることも。
ストーリー重視の作品としては素晴らしいですが、
初心者にこの周回数はなかなか厳しいというのが正直な感想です。
まとめ|ストーリーは好きだけど、周回はしんどい
りおゲーム下手だけど、自分で挑戦して世界観を味わえたのが良かった!
「サイレントヒルf」は、ストーリーや世界観、テーマ性に関しては非常に満足度の高い作品でした。
昭和の田舎という舞台設定と、思春期の心の闇、女性性への圧や歪みをホラーとして描き切っている点は、かなり刺さります。
一方で、複数周回が前提のゲーム構造は、特に初心者にとっては正直しんどい部分もありました。
物語を追う楽しさはあるものの、ほぼ同じ展開を何度も繰り返すのは、どうしても疲れてしまいます。
それでも、伏線回収や解釈を深める楽しさは唯一無二。
アクション性よりも、物語や考察を重視する人には、ぜひ一度体験してほしい作品です。

